国府町の家の気密測定を行いました。
気密測定は、施工のチェックという意味でとても大事な工程です。
まずは気密測定器を設置して、圧力をかけて漏気個所がないかチェックしていきます。
数値を出すことも大事ですが、それより施工の確認をすることがとても大事なことになります。
大工さんは気密シートをとてもきれいに貼ってくれています。
電気の配線等の貫通部はシーリング材で丁寧に埋めています。
漏気を感じる場所は、気密テープやシーリング材、ウレタン等で補修していきます。
完成時に気密測定をすると、補修ができないため中間時に測定を実施しています。
測定の結果はC値=0.3cm2/m2ととても良好な結果でした。
総相当隙間面積が48㎠なので、建物全体で約7センチ角の隙間しかないということになります。
隙間特性n値も1.37ととても良好な数字でした。
パネル工法や現場発泡ウレタンをではなく、手詰めグラスウール+気密シートでの断熱工法は職人さんの丁寧さで気密性能が大きく左右されます。
大工さんのがんばりに感謝です。