外周部の耐力壁施工が終わり、サッシを取り付ける工程になりました。
現場は壁の防水が終わっていないので、ブルーシートでしっかりと養生しています。
耐力面材は構造用MDFを採用しました。
構造用MDFは釘ピッチを狭くすることにより4.3倍の壁倍率を発揮します。
通常の構造用合板は2.5倍に対して、約1.7倍の許容せん断耐力を持っているため、地震に強い建物にするのにはとても適した材料です。
高倍率な耐力面材はとてもよいですが、周辺部材も同時に強化する必要があるので、注意が必要です。
サッシ取付の際に、サッシ廻りの先貼りシート施工を行いました。
先貼りシート施工を行うことによって、入り組んだ端部でのテープ処理が不要になり、壁の中の結露を防ぐ防湿性能が飛躍的に上がります。
よって、建物の耐久性が上がり、構造体が腐りづらく長持ちするようになります。
胴差廻りの先貼りシートも綺麗に施工されています。
ユニットバス等の基礎断熱部分の施工も土台との隙間にウレタンを施工する等断熱欠損がないように施工されています。
また、ホールダウン金物周りの気密施工もバッチリです。