弊社ではお奨めする断熱材の一つとして、グラスウールを使用しています。
グラスウールはリサイクルガラスを使用しているのため石油からできている発泡プラスチック系の断熱材に比べ、地球環境にやさしい断熱材です。
また、マグイゾベール社のグラスウールはガラス繊維を固めるバインダーも植物由来のものを使用されていて、それもお奨めする理由です。
一般的なグラスウールは袋入りです。
専門用語では防湿層付グラスウールと言います。
弊社では袋入りではなく、裸グラスウールと言われる袋に入っていないグラスウールを使用します。
防湿のために、防湿気密シートを別貼りします。
壁の中には筋交いやホールダウン金物等、大事ですが断熱を邪魔するものがあります。
また、石膏ボードや構造用合板の下地もでてきます。
そういうところに断熱材をしっかりと入れるためには、袋入り断熱材は逆に手間がかかってしまいます。
キチンとした断熱工事をしようと思うと、袋に入っていないグラスウールを使用したほうが適しているのです。
見えないところまでしっかり施工されたクオリティの高い建物を建てようと思うと、断熱材の選定と施工計画はとても大事になります。