9月2日に行ったスタッフ勉強会の様子をご紹介させていただきます。
この日の勉強会では《快適な環境とは》について学びました。
体感温度って聞いたことありますか?
住む人にとって一番重要なのは、温度も重要ですが、「体感温度」です。「体感温度」は、1人1人異なり、24℃の室温でも暖かいと思える人もいれば、少し肌寒いと思う人もいます。それが理想的な温度にも関わらず、暖かい・寒いの違いは「体感温度」の違いが原因となります。
上の画像のように左右が同じ室温20℃であっても床・壁・天井の表面温度の違いから体感温度も変わってきてしまいます。
壁や天井、床の温度がとても大事になってきます。自立循環型住宅のテキストによると「体感温度」はおおよそ(空気温度+表面温度)÷2になると書かれています。
したがって、体感温度を上げるには室温だけではなく、床・壁・天井の温度が重要であり、床・壁・天井の温度を上げるためにはこれら構造体に蓄熱させる必要があります。
蓄熱とは、熱を蓄えることにありますが、床・壁・天井面に熱を蓄えさせるためには、住宅の「断熱」・「気密」が何よりも重要です。
表面温度を上げるためには、暖房を強くするより断熱性能と気密性能を上げることがとても効果的です。
体感温度を上げるなどの住宅仕様は快適につながります!
それだけではなく、健康ととても大きな関係があります。